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株式会社アップアンドラン |
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派遣契約と請負契約について |
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違いを理解する必要性 | |||||
平成17年度より首都圏の各労働局が連携し、労働基準法・職安法・派遣法違法などの不適正な契約の是正指導を行なっており、偽装請負・多重派遣など業界の構造的問題の改善を目的として『首都圏請負・派遣適正化キャンペーン』を実施しています。 労働基準法、職業安定法、派遣法など関連する法令違反のリスクを回避し、労働局から是正指導を受けることによる企業名公表などの企業価値の失墜を防ぐために発注元・派遣元・請負業者といった関係各社の認識と協力が不可欠になります。 |
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派遣契約の場合は、雇用関係は派遣元と労働者との間で結ばれます。 仕事の指示は派遣先企業がおこないます。 業務請負契約では、人材派遣と異なり請負先と労働者の間に指揮命令関係が生じません。 業務請負会社が、自社の労働者に対して、直接業務指示をし、その労務管理の全てを行っていることが必要です。 ※発注者が「安全に関する指示」をすることは義務となります。 一番の違いとしては「労働者への指揮命令を誰が行うか」という点になります。 |
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外注先(下請け)に対するチェック | |||||
偽装請負などによる労働災害発生は、労働者に対する責任の所在が曖昧になり、問題となります。また、偽装請負が明るみに出るのは、こうした労災事故や内部通報がほとんどです。 そうした意味で、料金的な面だけでなく、委託先が労働法令をどの程度遵守しているのかといった視点も業者選別の大切なポイントとなります。 万一の時には、一番大切な社会的信用を失い、顧客を失うことに繋がるからです。そこで、チェックリストを作成いたしましたので、参考にしていただければ幸いです。 |
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(業者選別時のチェック事項) | |||||
1.労災保険に加入しているか | |||||
2.損害保険や賠償責任保険などの保険に加入しているか。 | |||||
3.料金が安すぎないか。 (外注スタッフの賃金が最低賃金を下回っている、保険未加入の可能性 etc) |
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(注文時または施工前のチェック事項) | |||||
4.施工内容の詳細を明示した上で、納期までに終了させる工程、打ち合わせを実施しているか。 | |||||
5.下請けが、業務を一部再委託する場合には、報告をさせ、その委託内容を把握しているか。 | |||||
6.当日の安全作業を確保するための朝礼などを自主的に行っているか。 | |||||
7.安全装備に不十分な面がないか。 | |||||
(施工現場でのチェック事項) | |||||
8.施工内容の詳細を明示した上で、納期までに終了させる工程、打ち合わせを実施しているか。 | |||||
9.下請けスタッフの時間管理(出欠・遅刻・残業チェック)を行っていないか。 | |||||
10.下請けスタッフに直接、指揮命令を行っていないか。 | |||||
11.下請けの外注先スタッフに対して直接、指揮命令を行っていないか。 | |||||
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